残業は絶対に無くならず、給料は決して上がらない。これが会社の仕組だ

どんなものでも長生きすればするほど、壊れていく。

会社もしかり。

設立当初は経営者も従業員も顧客も幸せに出来たであろうが、今ではすっかり従業員を苦しめる羽目になっている。

「個人(経営者)のための組織」になっていく

会社は人がいるからこそ成り立ち、また、人の役に立つからこそ生き残れる。

人にとって無益な会社は作る意味も運用する意味も無く、作ったとしてもすぐに無くなる運命にある。

人の役に立たない会社は成立しないのである。

しかし現在の多くの会社は、もう一つの目的を無理やりに達成しようとしている。

「経営者の蓄財」である。

これが、多くの人が少しずつ苦しくなる原因となっている。

「皆が貧乏になる」というのは、「皆が貧乏になる」ということではない。

「皆が貧乏になる」というのは、「どこかが局所的に裕福になる」ということだ。

「全員が一斉に貧乏になる」なんてのはおかしい。

皆の懐から消えた金はどこへ行った。

死人が地獄まで持って行くわけがない。

社員たちから少しづつ巻き上げられた金は、どこかにまとめて隠されている。

それは無論、経営者の懐である。

社員にタダで残業をさせれば、その浮いた分の給料が経営者の懐に入る。

純粋なるタダ働きである。

この社員というのはまず奴隷と考えて差し支えない。

会社とは現代の奴隷制度である。

以上が現在の会社の多くがやっていることである。

「世間の役に立つ」という前提目的は社員に死に物狂いで守らせつつ、同時にサービス残業なり低賃金なり従業員削減で経営者に入る金を増やす。

従業員が減った分、社員ひとりひとりの仕事は増える。

従業員はより多い仕事をより安くこなして経営者を太らせる。

少し具体的に考えよう。

終わらせるのに30時間かかる仕事のために、三人雇う。

従業員は一人あたり10時間仕事をして10000円もらう。

経営者は合計30000円の給料を支払った。

時給は1000円である。

↓削減する

終わらせるのに30時間かかる仕事のために、二人雇う。

従業員は一人あたり15時間仕事をして10000円もらう。

経営者は合計20000円の給料を支払った。

時給は670円である。

浮いた10000円は無論、経営者が頂戴する。

経営者の給料が増えたかわりに、削減後は労働者の待遇が「より少ない人員で」「より低賃金で」「より長時間働く」と三拍子揃った。

労働者の負担は随分増えた。

しかし労働者は経営者に逆らわない。

もし逆らえば、クビにする、代わりはいくらでもいると脅されるからである。

上記の削減ではあまり見え見え過ぎるが、「本来10人でやるべき100時間かかる仕事を、人員削減で9人でやらせる」であれば経営者のやり口も非常に分かりにくくなる。

大抵の労働者は気付かない。

この状況で従業員を守ってくれるのは、何かの法案や制度ではない。

まして政治家でもない。

従業員は自分で自分を守らねば、組織に殺されることになる。

身を守るためにはまずい会社はすぐに辞めるなど、とにかく無理をしないことが重要である。

会社はバックレてでも辞めていい。辞めなければならない。

会社を辞めたい人が仕事をバックレても全然OKな理由。バックレは労働者の権利なのであった

「今の仕事も頑張れないのに、辞めてもどうにもならないよ」みたいなことを言われたら

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