全てが上手くいかないスランプの脱し方。ジブリの格言に学ぶスランプと成長

魔女の宅急便に脱スランプのための最高の言葉がある。

「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて描いて、描きまくる。」

「描くのをやめる。散歩したり景色を見たり昼寝したり。何もしない。そのうちに急に描きたくなる。」

「でもね、そのあと少し、「絵を描く」ってこと、分かったみたい。」

突然空を飛べなくなった主人公に、画家の少女が画家視点で以上のように助言した。

ジタバタするしかないよ。

努力は誰しも、途中まで上手くいく。

そしてある時壁にぶつかる。

この壁を乗り越えていけるかどうかが、成功するか否かを決める。

多くの者は最初の壁で挫折する。

最初の壁を乗り越えれば、努力次第でまた少し先へ進めるが、やがて第二の壁が現れる。

努力は常にこの繰り返しである。

「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて描いて、描きまくる。」

壁にぶつかった時、それを避けては通れない。

その壁を乗り越えようと足掻くしかない。

やれるだけのことをやるしかない。

壁は努力しているものの前にしか現れないことを思い出すとよい。

努力しないものは失敗もスランプも知らない代わりに、成功も知らないものだ。

描くのをやめる。

ここが重要である。

頑張り続けても、ダメな時はダメである。

何をやっても上手くいかない時が、誰にでもある。

そんな時、ムリをしてはならないし、落ち込むのも良くない。

養老孟司の「バカの壁」という著書がある。

この本に醸造という項目がある。

その内容を要約すると、酒の製造ではやることをやったら寝かして発酵させ完成させる。人間の頭の中もこれと同様、ある程度煮詰めたら次には寝かせることが肝心、ということである。

「描くのをやめる。散歩したり景色を見たり昼寝したり。何もしない。そのうちに急に描きたくなる。」

この言葉はつまり醸造にあたる。

頑張っても上手くいかない。

そんな時には一度思い切り、問題から距離を取ることが重要である。

多くの成功者の言うことであるが、集中して物事に取り組んでいる時よりも、関係の無いことをしている時に最も良いアイデアが浮かぶものだ。

そのあと少し、「絵を描く」ってこと、分かったみたい。

壁にぶつかって、もがく。

どうしても上手くいかず、一度距離を置いてみる。

そんな苦しい経験の後に、絵を描くことを以前よりも理解できた。

これが成長である。

この一連の会話において成長という言葉は一言も出てこないが、見事にスランプと成長の関係について語られている。

作者の言いたい事がひしひしと伝わってくる名場面であった。

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