まずは無謀に旅に出ろ。そのうちに友達もアテも安地も出来る。

次はどこへ行くのか?

頻繁に受ける質問である。

どこそこへ行くと答えると、知り合いがあるのか、何かアテがあるのかなどと言う輩が必ずいる。

無論、何もない。

だから行くのだ。

知り合いを作るため、アテを作るために。

何処かにアテなんてのが落ちているものか。

まして旅先で待っていてくれるはずもない。

どこかにアテなんてのがあるもんだと考えていては、どこへも行けまい。

だからみな口を揃えて、お前のように旅してみたいものだと言うのだろう。

僕はそう言われる度にしたいならするが良かろうと答えるのが常である。

アテは作るモノと考えると、世界は広がる。

いま沖縄に来ているのだが、沖縄にアテなど無い。

知り合いも何もない。

それでも往きの飛行機と初日の一泊だけ適当に宿を取り、あとは勢いに任せて来た。

何も決めていなかったが、宿に来てみると翌日も部屋が空いていたので明日も泊まることにした。

これでまた一日生きられる。

旅を続けていると大概、自分の居るところや関わった人たちが後々アテになるものだ。

北海道には少しのアテがあるのだが、これは去年作っておいたアテだ。

追記:なおこの後日本一周を始めたが、転々とするうちに東北各地にアテが出来た。

旅にも人生にも、無茶や無謀は付き物である。

無謀は人生で最高のスパイスとなるが、アテは在るモノだと考える人にとっては少し辛い。

彼らは決して旅に出られず、人生では何の挑戦もできない。

旅に出てもそれは見事に予定を組んだ旅行となり、人生も大同小異である。

彼らにとっては大きな失敗をせずに済むことが唯一の救いだ。

面白いものが見たければ、アテという考えをアテにしないことだ。

我々に何も無いことは初めから分かっている。

ならば必要な物は覚悟と少しの金くらいだ。

これらを持って直ちに旅に出ることを勧める。

旅先では必ず出会いがある。

ひとつひとつを大切にしておくと後からアテになるので大いに助かることがよくある。

人には常に優しくするとよい。

多くの者と親しくするとよい。

そして時々は甘えてみるのもよい。

ワガママを許してくれる人もいる。

合わない人とは関わらなければいい、代わりによく合う人とはよく話すのがいい。

ある人によれば、友達の数とは家の数であるそうだ。

全国に友人を持てば毎晩無料で友人と楽しく寝泊まりできる。

一緒に寝泊まりするほどの友人を持つことは容易ではないが、それを目指してみるのもよい。

アテをアテにせず、アテを作り続ける姿勢を保ちたいと思う。

大学やめて旅に出た結果。無計画無鉄砲、行き当たりばったり珍道中

スポンサーリンク







スポンサーリンク