暇。
そう感じる時、人間はいつでも貴重な資源を浪費している。
資源は使いようで、エネルギーにもゴミにもなる。
いくつかの重要なことに気付いて考え直すだけで、それは変えられます。
人生を変えるエネルギーを手に入れましょう。
「暇」は時間という資源の浪費
あなたには暇な時間があるか?
余程のブラックに勤めていない限りは、誰にでも暇な時間はある。
休日が何もしないうちに終わっている人は、毎週末「暇だな…」と言ってるんじゃなかろうか。
もし、仕事のない日、特に何もせずに「暇だ」と言って過ごしているなら、それはあまりにも勿体ないことだ。
暇だからと言って、何もしないのに時間が過ぎるはずはない。
じゃあ何をしているかと言うと、だいたい寝てるか、テレビ見てるか、スマホやインターネットに没頭するのがせいぜいだ。
そうやって過ごす時間は何というか、ツラいものです。
時間を無駄にしている実感があるから。
上に挙げたようなものは、どれも「結局は何もしていない」ものばかりです。
テレビを見るとかネット上を徘徊しているとか、どれも自分で能動的に行動していない。
どちらかと言えば情報を受け取る「受動的行為」である。
それらだけに時間を費やしてしまった時、人は、何とも言えない嫌な空虚感に襲われる。
「何もしていない」という自責の念のような。
自由に使えるはずの時間を毎回、そうやって何をするでもなく潰す。
この意識を持てないのは、仕方ないことだ。
実際、多くの人が持てない。
しかしこの意識を持てるようになると、その時間を何かしらに投資・利用しようと考えることが出来る。
何かが違う人は、暇を暇のままにしないものだ。
何かしらの秀でたものを持っている人。
彼らは天才か?
我々が遠く及ばない特別な存在か?
まあ、中にはそういう人もいるが、ほとんどの場合そうではない。
彼らは、時間を上手に使って積み重ね続けた人間の到達点だ。
例えば、毎日1時間の自由な時間を持てるとしよう。
この1時間を無駄にするのは簡単だけど、これを毎日一つのことに費やすとする。
一年365時間で、どれだけのことができるだろうか。
宅建の資格取得の勉強には350時間~400時間ほど使うと言われています。
もし一日2時間なら、一年で700時間超。
気象予報士や行政書士、簿記一級すらも狙える。
もちろん、「続ける」のはすごく難しいことだ。
だからその1時間は、自分が本当に好きなことに費やさなければならない。
でないと続かないから。
でも、好きなことをやってそれを1年でも続けられれば、1年後にはどれだけ違う自分になれていることか。
そう考えてみると、自分の好きな物とは何か、毎日でも必ず続けられることは何だろうか、と考えずにはいられない。
僕からは、資格取得のための勉強などではなく、自分の持っている能力・技術を高めるために時間を使うことを推薦します。