「逃げちゃダメだ」と思う人ほど、逃げないとダメ。自分をダメにしないための、勇気ある撤退

「逃げるな」

子供の頃、父からよく言われた。

おかげで随分粘り強くなったような気がする。

大学で、ある時あまりの成績不振で大学の教授と話をすることになった。

実は既に大学をやめてもいいと思っていたが、そのままやめてしまうのは、なんとなく「逃げ」のような気もしていた。

それで「やめる」とも言い切れずにいると、教授が「逃げてはダメなのですか?」と言った。

教授のその問いには答えられなかった。

今にして思えば、以前の自分は「逃げないこと」に拘り過ぎていた。

言い訳をしながら平気で逃げていく人間と、どうしても逃げない人間

窮地に立たされた時、世の中の人間は二つに分かれる。

言い訳をして平然と逃げる人間と、何が何でも逃げない人間である。

いつでも言い訳をして逃げていく人間は、そもそもこれを読んではいない。

逃げていることに自覚が無く、逃げについてあまり意識していない、恐らく関心も無いのだろう。

これを読んでいる人は「逃げ」を意識しており、逃げないことに拘りを持つ人間だ。

逃げないことに拘りがある人は、何かとこれは逃げではないか、と考えていつでも自分を追い詰める。

そういう人たちにこそ言いたい。

勇気ある撤退は「逃げ」の一言では片付けられない重要な選択・決断であり、「何をやって何をやらないか」を決定づけるためにとても大切なことであると。

逃げか、戦略的撤退か

自分で「逃げだ」と思うこともあるだろう。

人から「それは逃げだ」と言われることもあるだろう。

しかしいずれにせよ、それが本当に逃げであるかどうかはよく考えてみなければ分からない。

なお、会社などで人から「逃げるな」と言われる場合は真っ先に以下を疑うべきである。

仕事辞めたいのに辞められない人に言いたい。「もうちょっと無責任になれ」

「今の仕事も頑張れないのに、辞めてもどうにもならないよ」みたいなことを言われたら

善意を利用されている可能性があるため、そこからはすぐに離れた方が良い。

自分で「これは逃げではないか」と感じた時も、実際には逃げではないことがよくある。

「逃げ」を意識している人は、物事を中断すること・諦めることを何故か「逃げ」と認識しがちである。

その結果、やらなくてもいいこと、やめた方がいいことでも無理して続けたりする。

それは今の自分が本当に続けるべきことか?

改めて検討する必要がある。

 続ける必要のないことを無理して続けてはいけない

何をやらないか決めることは、何をやるか決めることと同等に重要な決断である。

何をやめるか決断できれば、時間や労力を大幅に増やすことが出来る。

その時間と労力は、自分が本当にやるべきことに費やせるようになる。

逆に、何をやめるか決断できない人は時間と労力を失うだけでなく、精神的にも自分を追い詰めることになる。

そういう人こそ、もう「逃げること」から逃げてはならない。

正しく退くことを覚えねばならない。

何もかもから逃げるわけではない。

「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」の区別をつけるだけである。

逃げないことに執着する人には我慢強い人が多い。

あとは「やらなくてもいいこと」を切り捨てる決断力さえ身に付けば、強い集中力で一つのことに取り組めるようになる。

今まで以上の成果も出せるだろう。

「逃げないこと」に拘り過ぎず、必要なことと不必要なことを冷静に見極めて、不必要を切り捨てる決断をしていきたい。

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