前回の【初心者向け】紅茶道具って何買ったらいいのに続いて中級編。
紅茶にも凝り始めて、少しステップアップしたい!という人向けに紅茶道具のリストを作る。
さらなる高みを目指したい人は【上級者編】へ。
ティーポット
ジャンピングが綺麗に起きているか否か、ガラスのポットを使うことで容易に判別することが出来る。
中級者としては綺麗なジャンピングにこだわりたい。
丸い形状のポットが好ましいのもジャンピングのため。
イギリスの有名ブランド「ロイヤルアルバート」で最高の人気を誇る「オールドカントリーローズ」シリーズ。
陶器のポットを持てるようになれば晴れて初心者は卒業、胸を張って紅茶好きを名乗れる。
ティーカップ
中級者として~10,000円程度のティーカップを一客は持ちたいところ。
オールドカントリーローズは「紅茶を飲むのに最も適した器」と称されながら「最も安く手に入るボーンチャイナ」とも言われるほどコストパフォーマンスに優れる。
英国の伝統ある名門陶磁器メーカー「ウェッジウッド」、その中でも「ワイルドストロベリー」は広く普及、浸透している名シリーズ。
品質は言うまでもなく素晴らしいが、非常に手に取りやすい手頃な価格で販売されている。
ティーストレーナー
ストレーナーは単なる茶漉しの道具としてでなく、テーブルにシルバーを取り入れるためのテーブルウェアとして重要な役割を果たす。
価格はステンレス製と大差ないので、ぜひ銀メッキ製を手に取ってほしい。
利便性を重視するなら回転式のティーストレーナーもある。
用途や好みに合わせて使い分けよう。
ティーメジャー
こういう小物にこそちょっと良い物を使うのが最高の贅沢であり、余裕の証でもある。
これは茶葉をすくうためだけの道具。
ティースプーンを使えばいいじゃん!と言ってしまえばそれまで。
電子スケール
ティーメジャーは茶葉を「すくう」道具で、こっちが茶葉を「量る」道具。
筆者は茶葉の計量に、はかりと合わせてパラピンを使っている。

ティーコジー
ティーポットに被せて、紅茶を保温するための道具。
デザインは多岐にわたるので、好みの一枚を見つけたい。
ティースプーン
ティースプーンはカップの右側に添える。
スプーンの種類も多種多様なので、大事な人をもてなすのに純銀製を使ってみたり、落ち着いたティーカップにちょっと派手なスプーンを添えたりして、シーンごとに使い分けたいところ。
シュガーポット
砂糖専用の容器は、絶対に必要というものではないが、ここまで持ってたら誇れる。
どうせここまで揃えるならブランド物に限る、ということで、高級陶磁器の中で恐らく最も安価で手に入る「ナルミ」を取り上げる。
クリーマー
牛乳専用の容器。
こちらも必需品ではないが、持ってたらすごい。
同じくナルミのミラノ・ブルー。
砂時計
3分や5分の砂時計があると便利。
タイマーよりも不便な砂時計を用いるのは、もちろん演出の一環。
一般的な範囲内で紅茶を楽しむ分には、この中級編で揃う道具は十分過ぎるほどだ。
だが、さらなる高みを目指す者のために上級者編を書く。