【紅茶コラム】本場イギリス流の紅茶の飲み方はポットではなくティーバッグ

一人でも多くの人に紅茶にこだわりを持ってもらえるなら、ティーコーディネーターとしては嬉しいものです。

しかしあまりにも紅茶にこだわりだすと、今度は「紅茶はポットで淹れなければ!」「ティーバッグは本物じゃないし美味しくない」と考え始める人がいます。(昔の僕です)

それは大きな思い違いです。

むしろティーバッグで手軽に紅茶を淹れることこそが本場イギリス流であり、また、美味しいティーバッグはポットで淹れた紅茶にも決して劣らない味なのです。

「紅茶はポットで!」は、外国人らしいこだわり方

紅茶の本場と言われるイギリスでは、紅茶は国民の生活の一部と言えるほど日常に溶け込んだアイテムです。

それは日本人が毎朝味噌汁を飲んだり、毎食米を食べるのと同じような感覚です。

イギリス人にとっての紅茶は有って当たり前の物、いわば生活必需品です。

イギリス人は一日に何度も紅茶を飲みます。

それを毎回ポットで淹れるようなことはしません。

基本はあくまでもティーバッグなのです。

たしかに紅茶はポットで淹れた方が美味しいです。

しかし習慣として一日に何回も紅茶を飲むイギリス人にとって、毎回ポットで茶を淹れるなんてのは大変な手間です。

「紅茶はポットで淹れなければならない!」などと考えるのは本末転倒で、本来なら、より手軽に紅茶を楽しむ方法としてティーバッグが生まれているわけです。

外国人の友達が「最近日本のコメにハマってるんだ!」とか言って、週に何回かかまどで米を炊いて食べたりする。

我々日本人からしたら「そんな面倒なことは出来ない!」ですよね。

日本人にとって米は生活必需品、毎食のように気軽に食べられなければ困るものです。

米はたしかに、かまどで炊いたものの方が普通の炊飯器で炊くよりも美味しい。

しかし日本人は米を毎食でも食べるので、もっと気軽でなければダメなのです。

それが、習慣化されているものに対する当然の感覚です。

イギリス人にとっての紅茶は日本人にとっての米、というのはそういう意味です。

そんなわけで本場流、イギリスの紅茶の飲み方は一般的にはティーバッグとなります。

ティーバッグはほとんど手間がかかりません。

最小限の道具で紅茶を淹れられるのは、最大の魅力です。

ティーバッグのそういう手軽さを見落としてはいけません。

毎回ポットで美味しく淹れる代わりに、ポットの手入れやその他の洗い物が面倒で紅茶から疎くなってしまっては元も子もありません。

ティーバッグでもいいから毎日のように紅茶を飲んで、慣れ親しむことが大切。

今ではすっかりティーバッグを愛用するようになった僕は、最近つくづくそういうことを考えます。

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