論文・作文が書けない全ての人に共通する3つのこと

これを読んだところで、作文が上手くはならないだろう。

ここでは国語科・小論文の教師をしていた筆者が、作文の下手な人・文章が全く書けない人によくある特徴を羅列するだけである。

まずは参考として見てもらいたい。

1.正解を探している・正しいことを書こうとしている

作文が苦手な人は常に正解を探していて、正しいことを書こうとする。

これは100年考えたところで、400文字も書けない。

小中学校で夏休みにやった読書感想文の、答えを教えてくれた教師がいただろうか。

国語は数学や物理と違い、正解の無い科目である。

数学の教師や物理の教師は正解を教えてくれるが、国語科の教師が正解を教えてくれることはない。

国語科の教師が人に教えられるのは解釈・考え方だけだ。

読書感想文の場合、そもそも感想を書くべきものであるから、答えを探してはならない。

ただ「思ったこと」を書くだけである。

これは論文でも同じである。

感想文ほど気楽には書けないが、論文も自分の考えを、順序良く分かりやすく根拠を挙げながら解説していくものだ。

そこには正解が無い。

論文の内容は常に「自分にとっては正しいもの」であるべきだが、それは結局、自分の考えでしかない。

自分にとって正しければ、他人に否定されるような内容だったとしてもよいのである。

誰にも否定できない「正解」を探している人は、論文を書けない。

2.「問い」が思いつかない

人間が文章を書く時、何かしらの明確な「問い」を以て書き始める。(詩歌や小説でもない限り)

全ての論文は、問いかけから始まる。

正解の文章というのが存在しないくせに、人間は常に文章の中に正解らしきものを求める。

今これを読んでいるあなたは「なぜ文章・論文が書けないのか」という問いを持っていて、僕が書いたこの文章の中にその答えを求めている。

だから僕は、その問いを以てしてこの文章を書き始めたのだ。

問いのあるところに文章は生まれ、存在する文章の数だけ正解に近付ける。

しかし正解に触れることは出来ない。

これが人間である。

文章を書く時、まずは「問い」を立てることだ。

空は何故青いのか?

椅子には何故4本の脚があるのか?

どうして自分は何も書けないのか?

世の中に問いかけはいくらでもある。

どんなくだらない問いでも構わない。

くだらない問いも、書き方次第で面白い議論に発展させることができる。

3.書き方・文章の構成を知らない

ただ単に、書き方を知らない人が多い。

構成を無視して文章を書くことは出来ない。

しかし皆、文章の構成を知らない。

なぜなら、学校で教えないからである。

教師はろくに文章の書き方も教えずに「夏休みの間に本を読んで感想文を書いてきてください」などと無茶を言う。

だがそれも無理はない、読書感想文の宿題を出す教師たちもまた、文章の構成・書き方を知らないのだ。

構成を知らずに論文を書くのは、銃の撃ち方を知らぬまま狩りに出掛けるのと同じだ。

何の成果も上がらない。

と、以前はここで「文章の書き方の本でも読んで勉強しよう」というようなことを言って終わっていたが、現在この記事はあまりにも沢山の人に読まれている。

文章が書けずに悩む人がこれほど多いなら、ここで文章の構成・書き方について解説すべきだと考えた。

そこで「元論文教師が文章の構成・論文の書き方を最大限シンプルに解説する」を書いた。

これから論文を書かねばならない人には、ぜひ参考にしてもらいたい。

スポンサーリンク







スポンサーリンク