北海道の沈没宿で四天王を決定した。

三大沈没宿と呼ばれ、恐れられている宿がある。

皆さんご存知、沈没御三家「蜂」「ヤドカリ」「クリオネ」である。

しかし北海道には、まだまだ油断ならない刺客たちが潜んでいるのだ。

今回は旅人への注意喚起の意味も込めて、北海道で特に沈没に注意すべき宿から四天王を選出してみた。

目次

1.斜里町「クリオネ」

三大沈没宿のひとつ。道東の小さな町、斜里の街外れにある大きな宿泊施設。沈没御三家の中でも最も清潔且つ快適な生活が保証されているが、いま一つ押しが弱い。

500円でほぼ個室(通常、犬小屋と呼ばれる)でしかも温泉(無料)にも入れるしイビキかく人は隔離されてるし迷惑なおじさんは絶対に来ないし(それについてはホームページ参照、もしくは行けば分かる)漫画もゲームもあるしキッチンも自由に使えて皆割と穏やかで全体的に清潔と、まさに欠点無しだが、パンチには欠ける。

「蜂」と「クリオネ」は相容れないと旅人の間ではもっぱらの噂で、クリオネに沈没する人は「蜂はムリ」と言いがちで蜂に沈没する人は「クリオネは物足りない」と言いがちである。なお筆者は蜂派。

何度も言うが、最高に快適である。周辺に名物などは特に無いが、町に出れば夕方以降の半額セールをやるスーパーが2ヵ所はある。キャンプ場やゲストハウスなど複数の宿泊施設が複合されている。本当に快適である。

ライダーハウスに宿泊の際は、絶対に電話をかけてはいけない。(予約電話も空室状況確認の電話もダメ)

2.帯広市「ヤドカリの家」

三大沈没宿のひとつ。建物はしっかりしていて、決して綺麗ではないものの管理も行き届いている。帯広の町中にあり立地が非常に良く、帯広駅からバイクなら3分程度。

周辺には帯広名物である豚丼の店やスイーツの有名店などが多数存在しており、また、夕方8時以降に行けばほぼ確実に激安の弁当などが買えるマックスバリュもあるので、まず「食には困らない」と言って差し支えない。

地理的にも立ち位置的にもクリオネと蜂の宿の中間にあるイメージで、クリオネほど綺麗・整然としてはいないし蜂の宿ほど混沌としているわけでもないが、どちらかと言えば「蜂」寄りで光るものがあるという印象。

3.喜茂別町「雪月花廊」

めでたく沈没御三家に並び、晴れて四天王として仲間入りを果たした。筆者を含め相当の沈没者を輩出したため、四天王に格上げとなった。旧校舎を利用した他に類を見ないライダーハウスで、古い校舎と展示されているアンティーク品の数々が泊まる者をノスタルジーな感覚へといざなう。

とにかく建築内外の素敵な雰囲気と優しい(しかも美人な)かかさん(宿主さん)に、美味しい手料理、明るい子供たちの笑顔、大量にある遊び道具など、魅力をこれでもかと詰め込んだ夢のような宿。これで素泊まり800円。一泊二食付きでも2300円。庭でテント張ってキャンプなら素泊まり500円。

宿には手作りのお風呂場もあり、宿泊者は無料で使える。また、バイクで20分ほど走ったところには自治体運営の無料で入れる温泉「ふるさとの湯」(シャワーもあり、無料とは思えない充実した施設である)も存在するので、毎日湯に浸かれる。

良いところを挙げるとキリが無いので、詳細は別で書く。

4.美瑛町「蜂の宿」

三大沈没宿のひとつ。四天王の中でも最強。合わない人には厳しいが、ハマる人はとにかくハマる。「美瑛のスラム街」「伝説の宿」「魔窟」など多数の異名をとる、超有名な美瑛の名物ライダーハウス。

混沌・無秩序、スラム並みの治安、群がるやべーやつと、ヤバいところを挙げれば枚挙に暇がないと言ったところだが、それでもハマる奴はハマる。一度ハマると出られない。

一週間連泊しても沈没扱いになるかどうか怪しいところで、長い人は2、3ヶ月ないしはそれ以上沈没する猛者もいるため、一週間以上の連泊でも新人と見られることがある。2年目、3年目の奴もいる。しかしエラそうな「主」みたいな奴は基本的にはいないので安心していい。

数多の旅人がここのせいで旅の予定を狂わされてきた。

若くて頭のおかしいやべーやつが集まる傾向があるため、若い人(特に20代)は同年代と親しくなりやすく、とても楽しく過ごせることが多い。

毎年「ライスの民」という種族がどこからともなく生えてきては2ヶ月前後の苦行を強いられているが、彼らのうめき声を気にしてはいけない。

大量の漫画にテレビゲーム、ボードゲーム、宿主経営の居酒屋での美味しい食事、周辺の美しい景色など、ヤバさに負けない魅力がある。

一泊500円であるが、居酒屋で1500円以上飲食した場合は宿代は無料となるため実質「一泊夕食付1500円」。徒歩5分(蜂宿号という自転車に乗れば2分)のセイコーマートは蜂宿民御用達(色んな意味で)。

いかがだろうか、旅人の皆さん。

なお今回の四天王は筆者の独断と偏見により選出されたものであり、ご意見や批判等は一切受け付けていないので悪しからず。

次は沈没宿で五賢帝を決めるのでよろしく。

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