生きるだけで辛い、今の日本。生きてりゃそれだけでいいはずなのに「まともな生き方」とは何か

比較的まともな家系に生まれたが、僕はいとも容易く道を踏み外した。

大学をやめてからこの一年で、多くの「まともな道を歩まない人間」に出会った。

こうして見ると結構な数がいるもんだ。

世間で言う「まともな道」とは恐らく大学を卒業して就職する、という内容である。

だがそれは無理である。

大学を出るのが当たり前と、この家の人間は言う。

就職するのが当たり前だとも言う。

絶対に無理である。

ただ生きていさえすればいい。

人間は、生きていればそれだけで立派なものだ。

この国の若い人たちは、皆生きるだけで精一杯である。

例えば大卒で就職をしても、とてもギリギリで生活をしている。

日本の所得の平均は、欧州の生存最低所得を下回っている、という話がある。

いまの日本はつまり重労働、低所得、重税の三重苦である。

そこに精神的抑圧を加えて四重苦と言っても差し支えない。

これは地獄絵図である。

苦しんでいる人に知ってほしい。今の日本が地獄絵図な件について

生き方に「まとも」もクソもない

このように狂った世の中で、まとももクソもない。

世間の人々が言う「まともな生き方」をしてみても、地獄は変わらない。

一級の大学を卒業して一部上場に就職しても自殺させられる。

残業は絶対に無くならず、給料は決して上がらない。これが会社の仕組だ

これはどこへ行っても同じだ。

もうこの国もお終いである。

何がまともで何がまともではないのか、区別も付かない。

どの道、地獄の底である。

ただそれだけが真実である。

狂った生き方も許される。

そんな社会を経験してすっかり懲りてしまった不運な人たちが、仕事辞めて旅に出て、こう、狂った生き方をしている。

そして僕は常に彼らと出会い続ける。

彼らはみな活き活きしている。

仕事をやめてバイクで日本一周しているような人間たちである。

旅先で仕事を見つけ、移住する者もいる。

それでよかろう。

旅に出ると、それまでのクソったれな生活の全てがぶっ壊れる。

それまでどんなブラック企業に勤めていようが、暗い引きこもり生活をしていようが、そんなことは関係がない。

全てのしがらみから解き放たれて、自由に我が儘に、好き放題やって、全てが許される。

そんな奴ばかりが夏の北海道に毎年集結する。

そして夜ごとに酒盛りを始め、皆が口を揃えて「まともじゃない!」とお互いを笑って罵りながら酒を酌み交わしている。

何がまともかもう分からないし、分かる必要もない。

苦しみながら何年、何十年と耐え続けるのがまともな生き方か?

耐え切れずに壊れるのもまた、まともか?

「痩せた自由は肥えた奴隷に勝る」というイギリスのことわざをここで引用しておく。

我々はただ毎日楽しく過ごしている。

これがまともではない、世間から忌み嫌われる悪い生き方だと言うのだろうか。

生き物の目的は生きることである、ということを我々はよく覚えておかねばならない。

生きていれば十分だ。

会社も学校もダメなら辞める。何を捨てるかで人生の半分が決まる

「働きたくない」ではなく「就職したくない」だ。会社勤め出来るのは才能である

スポンサーリンク







スポンサーリンク