人生は意外と短い。
気付いたら20歳になって、次に気付いた時にはきっと30歳だ。
死ぬときも多分、いつの間にか死んでる。
そして死んでから気付く、もう死んでるじゃん、と。
特に「何かをやろう」と考える人の人生は短い。
たった一つのものでも、究めようとすれば大変な時間がかかるから、結局一生分の人生では足りなくなる。
このことを理解すると、人生の限られた時間を少しでも有効に使おう、無意味なことに費やす無駄な時間は極力無くそう、と努力出来るようになる。
逆に、このことを理解せずにいつまでも気付けないでいると、長くて退屈な人生を強要されることになる。
自分で決めた目標が無いと、人生は長過ぎて退屈
誰にでも「やること」はある。
目の前のやるべきこと(明日の宿題や次回の定期テストのこと、もしくは来週のプレゼンテーション)はいつだってあるし、そのことだけを考えれば、誰もが常に忙しく生きていると言える。
しかしそれは往々にして、同じことの繰り返しであったり、人から与えられた忙しさだ。
「いま目の前にあるやるべきこと」は決して、長い人生の退屈しのぎにはならない。
自分で設定した大きな目標が無いと人生は退屈になりがちで、目の前のやるべきことを消化しつつ余った時間を浪費するだけの長い人生になってしまう。
より長く続けて探求していきたいことを考えるべきだ。
多くの人は、いま目の前にあるタスクに追われるばかりで、重要な「自分の目標」についてはあまり考えていない。
これは本末転倒と言うべきである。
自分で作った目標があってこそ、他人から与えられたタスクではない、今の自分が本当にやるべきことが分かってくるものだ。
遠くてもハッキリとした目標があるのなら、そこから今の自分がまずやるべきことが逆算できる。
目標までの道のりが逆算できれば、目標達成までにどれほどの時間や労力が必要となるか、いかに今の自分には時間が無いか、ということも理解できる。
人生は、思っている以上に短い。
歳をとってから目標を立てても遅くはない。
だが早いうちに目標を立てた者が、より大きな目標を達成できるのも事実だ。
人は若いに越したことはないし、目標は大きいに越したことはないし、始めるなら早いに越したことはないのである。
何がどうあれ、目標を持つ人にとって人生が短いことは事実。
どんなことでもいいから、自分なりの目標を立てることが大切だ。