気を遣ったらダメ。無愛想な人の対処法

愛想の良し悪しは育つ環境次第である。

長男長女は、愛想良く育つことが多い。

逆に末っ子などは、一見無愛想に見えることが多い。

育つ環境がそれぞれ異なるから、愛想の良い人間は、無愛想な人間を決して理解できない。

僕は元来愛想の良い人間だったが、ある時ふとしたきっかけがあって無愛想な人間を理解出来るようになった。

それ以来、僕自身が全くの無愛想になった。

その原因が「無愛想な奴ってなんなの?と思ったので、理解するために自分が無愛想になってみた」である。

ここではっきり宣言しておく、無愛想は便利である、と。

僕がいま無愛想なのも、それが分かったからだ。

ここでは愛想の良い人たちのために、昔の自分に教えるつもりで、無愛想な人間の気持ちを明かす。

不機嫌じゃないし、嫌われてもいない

まずは、無愛想な人が決して不機嫌ではないことを理解すべきである。

また、あなたが嫌われているから無愛想に振舞われている、と考えるのも間違いだ。

愛想のいい人間は、よっぽど嫌いな人を相手にしても、簡単に無愛想に振舞ったりしない。

まして機嫌が悪いくらいのことで、人にあたるように無愛想に振舞うことなどあり得ない。

だから愛想のいい人は、無愛想な人を見ると「自分は余程嫌われているのか?」「今はとても機嫌が悪いのだろうか?」と真っ先に考えてしまう。

そして、とてもストレスが溜まる。

愛想の良い人間が無愛想な人間の相手をする時、常に気を遣うからだ。

だが、そのような気遣いは一切不要である。

無愛想な人間というのは皆、常に誰に対してもその無愛想さで振舞う。

愛想のいい人たちが普段愛想よくニコニコしているのと同じ感覚で、無愛想な人は普段からムスッとしている。

初めにこのことを理解する必要がある。

気を遣い過ぎてはいけない

無愛想な人を相手にすると、多くの人は気を遣う。

様子を窺って、会話で遠慮がちになったりする。

しかし無愛想な人は、周囲の人の態度など全く気にしていない。

これについて、自分自身に当てはめて考えてもらいたい。

あなたは、周りの人が自分に気を遣ってくれなかったからと言って、腹を立てるだろうか。

相手と対等な関係であるならば、そんなことはあり得ないだろう。

(初対面なのに全く気を遣ってくれないとか、あなたの方が先輩なのに全く気を遣ってくれないとかだったら、少しは怪訝に思うこともあるかもしれませんが。)

あなたは普段から愛想が良く、周囲に何を求めているわけでもない。

無愛想な人間も同じで、普段から無愛想で、周囲に何を求めているわけでもない。

無愛想な人間は、無愛想だからと言って、特別な何かを求めてもいないのだ。

無愛想な人は普通に振舞っているつもりでも、とにかく周囲の人から気を遣われがちである。

傍からすれば、機嫌が悪く見えるからだ。

だがそれは、無愛想な人間から見ると「異様に丁寧に接してくる人たちは一体何なのだろう」という気持ちである。

慇懃な態度のせいでご機嫌伺いされているように感じて、逆に腹立たしいことさえある。(慇懃無礼というように)

無愛想な人間は無愛想で平常運転であるから、あなたも気を遣わずに接するのが最良の策だ。

そうでないと、多くの無愛想人間はあなたを見て「コイツは自分に媚びを売っている」と思うはずだ。

それはあまり気持ちの良いものではない。

むしろ、腹に一物抱えていそうで非常に薄気味悪い。

そのような印象を与えないためには、気を遣わずに腹を割って話すしかないのだ。

実は他にも対処法がある。

相手よりもさらに無愛想に振舞う、という方法だ。

これは、毒を以て毒を制すと云うやり方である。

しかし、愛想のいい人間が無愛想に振舞うのはとても難しい。

普段とは異なる振る舞いをせねばならないので、ストレスも溜まる。

ただ驚くべきことに、どんなに無愛想な人間でも、自分よりさらに無愛想な人に対しては、やはり気を遣うという事実がある。

ゆえに、あなたが誰よりも無愛想に振舞えれば、皆があなたを気遣って優しく接してくれる。

だから、無愛想は便利なのだ。

自分が無愛想な人間になってしまえば、ありとあらゆる人間関係の悩みは消え、むしろ他人を悩ませる側になれるのだから。

この方法を用いる際には思い切り無愛想に振舞わねばならないが、無理にこのような方法を試す必要はない、参考程度にしてほしい。

なお僕はこの方法も経験済みである。

そのおかげで、どんなに無愛想な人間も愛想の良い人と同じ「人間」だということが分かった。

とにかく遠慮しないこと

無愛想な人との接し方で悩んでいる人は、彼らを自分とは全く違う考え方の人と捉える。

しかしそれは思い込みだ。

無愛想な人も、あなたと同じ普通の人間である。

人としての常識も通用する。

ただ少し、デフォルトの態度が冷たかったり、反応が薄かったりするだけだ。

そのことにいちいち怯んではならない。

そういう人だと割り切って、気を遣わずに何でも言うことが最善の手段である。

無愛想な奴ってなんなの?と思ったので、理解するために自分が無愛想になってみた

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