命を救われたと感じる、先輩ライダーの言葉【バイクで死なないために】

僕はまだ、バイクに乗ってようやく4ヶ月が経つ初心者である。

しかし既に二度の走行中転倒と一度の交通事故をやっている。

二回目の転倒は、つい先日のことである。

そんな僕が最近では冬の山道をなんとか無事に上り下り出来ているのは、バイクに乗り始めた頃に出会ったライダーが言った、ある言葉のおかげかもしれない。

バイクに跨ったことを、絶対に、後悔するな。

僕がバイクに乗り出したのは旅先の北海道でのことである。

いつから乗っているかと聞かれて、先ほどからだとか、昨日からだと答えて驚かれたものだ。

そうして1週間が経つ頃、10ほど年上のバイク乗りに出会った。

優しい人だった。

酒などおごってくれた。

彼が酒を飲んで酔い始めた時、ライダーとしてちょこっとだけ先輩の俺から言っておきたい。いつだったか酔っぱらったおっさんに説教されたな、くらいに覚えていてくれればいい。などと前置きしつつ、こう言った。

バイクに跨ったことを、絶対に後悔するな。

人はバイクで簡単に死ぬ

自動車(四輪)に乗り始めたら、怪我をする可能性が格段に高まるか?

死ぬ可能性が急激に高まるか?

そんなことは、恐らくない。

四輪の自動車はとても安全な乗り物である。

事故が起きる時は起きる。

しかし事故が起きたからといって、四輪では簡単に死んでしまうようなことはまずない。

大怪我も容易にするものではない。

しかしバイクは違う。

バイクで転べば、簡単に大怪我をする。

バイクで事故に遭えば、簡単に死ぬ。

四輪自動車に乗っても簡単に死と隣り合わせになるようなことはない。

しかしバイクに跨った瞬間から、人間は死と隣り合わせになるのだ。

バイクとは、そういう乗り物である。

もう転ばない。事故を起こさない。

2週間前に転倒と事故を経験している。

そして今回スピードの出し過ぎから急ブレーキ、前輪ロックで走行中に転倒した。

教習の時からよく後輪をロックさせていた。

ブレーキがヘタクソである。

ブレーキが下手なのは、死への直行便である。

そこへスピードを出し過ぎるなど、もってのほかである。

このままでは明日にでも死ぬ。

そう思った。

その時に思い出した。

「バイクに跨ったことを後悔するな。」

バイクは楽しい。

一度この面白さを知ったら、もうバイクを降りれはしない。

かと言ってこのまま乗り続けていつか大怪我をすれば、きっと後悔することになる。

楽しいはずのバイクで、後悔なんてしてはならない。

楽しく、且つ安全に乗り続けねばならない。

でなければバイクが可哀想だ。

これ以降、バイクに跨る度に「絶対安全」を意識することとなった。

そのおかげで今も生きている。

この時の決心が無ければ、恐らく箱根の峠で崖下の土を舐めていただろう。

(細心の注意を払ったにも拘らず、上りカーブで一度前輪が滑りかけ、下りカーブでも一度後輪が滑りかけている。)

その後日本一周の旅に出て、東日本編を終えた今では5ヶ月で9000キロほど走ったが、未だに生きている。(転んでないとは言ってない)

最後に、僕がいま大切にしている言葉を書いておく。

「バイクの運転が上手な人」とは、「速い人」ではなく「転ばない人」である。

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